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ヴィーガン・ハラール対応、できていますか。うどん店が見落としてはいけない「見えないニーズ」

ヴィーガン・ハラル対応できていますか|うどん店が見落としてはいけない「見えないニーズ」|健康志向・職の多様化・インバウンド対策

いつもありがとうございます。讃匠です。

近年、ヴィーガン・ハラールをはじめとする多様な食のニーズへの対応が、うどん店にとっても無視できない流れになっています。

「自分が食べられるものがあるか」を気にしながら、店を選んでいるお客様は少なくありません。そしてそのほとんどは、店頭で声に出してくれるわけではありません。

声に出してくれないお客様のニーズ

声に出さないお客様のニーズをまとめたインフォグラフィック。海外のお客様やヴィーガン・ハラール対応、健康志向、動物性原料を避けたい方など、多様な食のニーズと選択肢の重要性を紹介。

海外からのお客様や、ヴィーガン・ハラールなど宗教や思想上の理由で食材を気にされる方、健康を意識して動物性原料を避けている方は年々増えています。

しかし、多くのお客様は「食べられますか?」と気軽には聞けません。

「この出汁には何が入っていますか?」
「動物性の原料は使っていますか?」
「野菜中心のメニューはありますか?」

こうした質問は、お客様にとって勇気がいるものです。

だからこそ、お店側が「聞かれたら対応する」のではなく、聞かなくても安心して選べる状態をつくることが大切です。

これはヴィーガン対応やハラール対応だけの話ではありません。

お客様の本当のニーズは、言葉になる前の段階に隠れていることが多いのです。

「家族みんなで同じ店に入りたい」
「周りに気を遣わず食事を楽しみたい」
「安心して注文したい」

お客様が本当に求めているのは、料理そのものではなく、安心して食事を楽しめる環境なのかもしれません。

繁盛店ほど、お客様が口にしていない想いまで想像し、一歩先回りした準備をしています。

その考え方については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。

関連記事:お客様のニーズを認識のズレなく理解する方法

こうしたお客様がいます。

  • 海外からのお客様
  • ヴィーガン・ハラールなど、宗教や思想上の理由で食材を気にする方
  • 健康に気をつけている方
  • 動物性原料を避けたい方
  • 家族やグループの中に、一人だけ食べられないものがある方

「この出汁には何が入っていますか」「動物性のものは使っていますか」「野菜中心のメニューはありますか」こう聞くことは、お客様にとって意外と勇気がいるものです。

だからこそ、お店側から、安心して選べる選択肢を常に用意しておくことが大切です。聞かれて初めて対応するのでは、用意していないのと同じです。

繁盛する店に共通しているのは、お客様がまだ言葉にしていないニーズを拾っているということです。

多様な食のニーズへの対応は、うどん店にも関係する大きな流れ

外食業界では、健康、植物性、野菜、発酵、食物繊維、低脂質、アレルギー対応、インバウンド対応などが、ますます重要なテーマになっています。

これは、高級なお店だけの話ではありません。日常食を提供するうどん店にとっても、非常に大きな流れです。

うどんは、本来とても懐の深い食べ物です。温かくもできる。冷たくもできる。出汁で食べることもできる。つけ汁で食べることもできる。野菜とも合う。天ぷらとも合う。大根おろし、すだち、とろろ、わかめ、オクラなど、健康感のある素材とも相性がよい。

つまり、うどん店は、ヴィーガン・ハラールをはじめ、多様な食のニーズに応えやすい業態なのです。

ヴィーガンつゆは、特別扱いではなく「選択肢を増やす」こと

ヴィーガンつゆを特別な商品ではなく、幅広いお客様が安心して選べる選択肢として考える重要性を比較したインフォグラフィック。

ここで大切なのは、ヴィーガンを特別扱いしすぎないことです。ヴィーガンつゆは、限られた一部のお客様だけのための商品ではありません。

  • 動物性原料を避けたい方
  • ヴィーガン・ハラールなど、宗教や思想上の理由で食材を選ぶ方
  • 海外からのお客様
  • 家族やグループの中に食の制限がある方

こうした方々が、安心して選べるメニューを用意するためのものです。

お店にとって、選択肢が一つ増えることは、お客様との接点が一つ増えることです。食べられないから来店できない。選べるものがないから別の店に行く。家族の中に一人だけ食べられない人がいるから、店選びから外れてしまう。

こうした機会損失を防ぐことにもつながります。つまり、ヴィーガンつゆは、単なる新商品ではありません。お客様に選ばれる店になるための、新しい入口なのです。

讃匠のヴィーガンつゆについて、詳しくはこちらをご覧ください。

→ ヴィーガンつゆの詳細はこちら

お客様向けメニューで大切なのは、満足感を落とさないこと

ヴィーガン・ハラール対応メニューを作るときに注意したいのは、ただ「あっさり」「軽い」だけにしないことです。

お客様は、食の制限があっても、満足感を失いたいわけではありません。さっぱりしているけれど、物足りない。身体にはよさそうだが、また食べたいと思わない。野菜は多いが、うどんとしての魅力が弱い。これでは、商品として長続きしません。

こうしたメニューでも、最後にお客様の記憶に残るのは、やはり食感です。

つるみ。のど越し。冷水で締めた後の弾力。小麦の香り。つゆとの一体感。食後の軽やかさ。これらが整っていると、健康的でありながら満足感のある一杯になります。

今日のチェックポイント

ヴィーガン・ハラール対応や食の多様性に対応するためのチェックポイントをまとめたインフォグラフィック。メニュー表示やスタッフ対応など店舗運営で確認したいポイントを紹介。

ぜひ、自店のメニューを次の視点で確認してみてください。

  • ヴィーガン・ハラールをはじめ、食べられないものがあるお客様に向けた選択肢はあるか
  • 動物性原料を避けたいお客様にも分かりやすいメニューになっているか
  • メニュー表に、食べやすさや健康感が伝わる言葉は入っているか
  • スタッフが、つゆや食材について簡単に説明できるか
  • ヴィーガンつゆを、特別扱いではなく自然な選択肢として提案できているか

まとめ

これからのうどん店は、ただ美味しいうどんを出すだけではなく、お客様の見えないニーズに気づくことが大切です。

  • ヴィーガン・ハラール
  • 植物性
  • 食の制限
  • インバウンド
  • 家族連れの中の一人だけが食べられないケース

こうしたニーズに対応できるお店は、お客様から選ばれやすくなります。ヴィーガンつゆは、そのための一つの大切な選択肢です。

ぜひ、自店のメニューに「見えないニーズ」を拾う視点を加えてみてください。

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藤井 薫(ロッキー藤井)

1948年5月、香川県坂出市生まれ。
国立高松工業高等専門学校 機械工学科を卒業後、川崎重工株式会社にて航空機の機体設計に従事。

その後独立し、1975年に大和製作所を創業。製麺機の開発・販売を通じて、麺業界の発展に貢献し、小型製麺機においては業界トップシェアを確立。

1984年には麺の研究を開始し、麺研究室(ジャパンフードリサーチ)を創業。讃岐うどんの伝統製法を科学的に解析し、現代の小麦粉に適した独自製法を確立。

1986年に株式会社讃匠を設立し、本格的にうどんの製造・販売を開始。「亀城庵」ブランドは楽天市場にてグルメ大賞を史上初の10回連続受賞するなど、高い評価を獲得。

また、2000年にうどん学校、2004年にラーメン学校・そば学校を開校し、これまでに多数の繁盛店を輩出。「麺店の影の指南役」「行列の仕掛け人」として、テレビ・メディア出演や全国講演も多数。麺ビジネス一筋に50年以上携わる

令和5年 秋の叙勲にて「旭日単光章」受章。

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