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ロッキー藤井の繁盛支援コンテンツ

うどん店|値段は変えずに客単価を上げる|おすすめ表示と声かけの小さな工夫

こんにちは。讃匠です。

GWが近づくと、客数をどう取るかに意識が向きます。しかし、忙しい時期ほど見直したいのが注文単価です。

値上げはしていない。でも、一人あたりの注文が少し増える。この積み重ねが、売上には大きく効きます。

今日は、値段を変えずに注文単価を上げる小さな工夫についてお話しします。

1. 単価は「価格」より「選ばせ方」で変わります

単価が低いお店は、価格が安いからではなく、追加注文のきっかけが弱いことがあります。

たとえば、

  • おすすめが見えない
  • 組み合わせが分からない
  • 何を追加すると満足度が上がるか伝わらない

この状態では、お客さまは無難なところで注文を終えてしまいます。追加したい気持ちがあっても、「何を頼めばいいか分からない」まま諦めてしまうのです。

実際の取り組み

あるうどん店では、単品メニューの横に「一番人気の組み合わせ」「満足感アップならこちら」と添えただけで、サイド注文率が上がりました。

お客さまは、買いたくないのではありません。選び方が分からないことが多いのです。

2. おすすめ表示は「情報」より「判断の助け」になると強い

メニューに情報を増やしても、注文が増えないことがあります。

大事なのは、お客さまが迷わず選べることです。情報が多すぎると、むしろ選ぶのが面倒になってしまいます。選んでもらうには、情報の量より「これを選べば間違いない」と思ってもらえる表現が効きます。

たとえば、

  • 人気No.1
  • GWおすすめ
  • 今ならこれ
  • うどんと相性の良い一品

こうした表示は、お客さまの判断を助けます。

実際の取り組み

あるお店では、天ぷらコーナーに「うどんと一緒によく選ばれる3品」と表示しただけで、追加率が上がりました。

選ばれるお店は、見せ方で選びやすくしているのです。

3. 声かけは「売り込み」ではなく「安心の提案」です

声かけが苦手なお店は多いです。

  • 押し売りに見えそう
  • 忙しくて言えない
  • スタッフによって差がある

しかし、うまくいっているお店の声かけは売り込みではありません。お客さまが選びやすくなる提案です。

「おすすめはありますか?」と聞かれる前に、さりげなく一言添えるだけで、お客さまは安心して選べるようになります。

実際の取り組み

あるお店では、スタッフの声かけを「よかったらこちらもどうですか」から「今はこちらの組み合わせがよく出ています」に変えました。

すると、押し売り感が減り、追加注文率が上がりました。

声かけは、商品を押すのではなく、迷いを減らすことが大切です。

4. 単価アップは「満足度アップ」とセットで考えるべきです

単価だけ上がって、満足度が下がれば意味がありません。

だから強いお店は、

  • もう一品で満足感が上がる
  • セットで選びやすくなる
  • 季節感が出る
  • シェアしやすい

こうした満足度の上がる追加提案をしています。お客さまにとって「ちょうどいい提案」だから、注文しやすいのです。

実際の取り組み

ある繁盛店では、GW前に「家族連れに人気の追加一品」「お子さまと一緒ならこれ」という提案を増やしました。

その結果、単価だけでなく、お客さまの満足度も上がったそうです。

単価アップは、売り込みではなく満足の設計です。

5. 今日からできる実践(3つだけ)

難しく考える必要はありません。まずこの3つだけ試してみてください。

① 追加で選んでほしい商品を3つに絞る 絞ることで、お客さまが迷わなくなります。選択肢が多すぎると、逆に選ばれにくくなります。

② その横に選ぶ理由を一言で書く 「人気No.1」「うどんと相性◎」など、一言添えるだけで選びやすさが変わります。

③ スタッフの声かけを一言に統一する 人によって言い方がバラバラだと、お客さまに伝わる印象もぶれます。一言に統一することで、お店全体の提案力が上がります。

この3つだけでも、注文単価は変わります。

6. 改善は「値上げ」ではなく「提案力」です

売上を伸ばす方法は、値上げだけではありません。

お客さまに、より満足度の高い選び方を提案できるお店は強いです。

GW前の今こそ、客数だけでなく、一人あたりの満足と単価を見直しておきたいところです。

まとめ|注文単価を上げるのは、提案の設計次第

何もしなければ、お客さまは無難な注文で終わります。でも、少しの工夫で、満足度も単価も一緒に上げることができます。

  • 単価は価格より「選ばせ方」で変わる
  • おすすめ表示は情報より「判断の助け」になると強い
  • 声かけは売り込みではなく、迷いを減らす提案
  • 単価アップは満足の設計とセットで考える

GWという書き入れ時を前に、一度メニューの見せ方と声かけを見直してみてください。

また、仕込みやオペレーションを効率化する選択肢として、仕入れ麺の活用もあります。讃匠では、うどんをはじめ幅広い業務用麺を取り揃えています。

まずは一度、実際の味を試してみてください。サンプルのご用意もしています。

Picture of 藤井 薫(ロッキー藤井)
藤井 薫(ロッキー藤井)

1948年5月、香川県坂出市生まれ。
国立高松工業高等専門学校 機械工学科を卒業後、川崎重工株式会社にて航空機の機体設計に従事。

その後独立し、1975年に大和製作所を創業。製麺機の開発・販売を通じて、麺業界の発展に貢献し、小型製麺機においては業界トップシェアを確立。

1984年には麺の研究を開始し、麺研究室(ジャパンフードリサーチ)を創業。讃岐うどんの伝統製法を科学的に解析し、現代の小麦粉に適した独自製法を確立。

1986年に株式会社讃匠を設立し、本格的にうどんの製造・販売を開始。「亀城庵」ブランドは楽天市場にてグルメ大賞を史上初の10回連続受賞するなど、高い評価を獲得。

また、2000年にうどん学校、2004年にラーメン学校・そば学校を開校し、これまでに多数の繁盛店を輩出。「麺店の影の指南役」「行列の仕掛け人」として、テレビ・メディア出演や全国講演も多数。麺ビジネス一筋に50年以上携わる

令和5年 秋の叙勲にて「旭日単光章」受章。