連載全3回のうち第3回目
作成:讃匠 麺研究センター
更に、フレイル(筋肉の衰え)も社会的なつながりからと言われておりました。 社会的なつながりも無理に進めるのではなく、 自分が長年やってきたことの延長線上でやってみるのが最も良いようです。
更に、身体の炎症を防ぐには、食べ物の中で、食物繊維を意識するのが良いそうです。 そして、生きがいを持っていると強いパワーがあり、成長出来ることに取り組むことは、 何歳になっても重要なようです。 夢や目標に向かって歩み続けることが出来ることが大切だと強調していました。 よくよく考えてみると、まさに私自身の生き方のようだと思いました。
上記中に、酸化(老化)という言葉が出てきましたが、酸化の反対は還元で、 人間の身体は常に酸化作用で、生まれた後、成人に達すると同時に老化(酸化)が始まり、 人は老けていきます。 古来より、多くの権力者たちが若返りの水とか、不老長寿の薬を求めてきましたが、 酸化を止める還元作用のある食べ物の研究、サプリメントの研究は進んでいます。 また、人によって老け方は一様ではなく、歳の割に老けている人もいれば、 反対に非常に若々しい人たちもたくさんいます。
従って、これからは若さを保つ研究は非常に重要になってきますが、 これは誰か専門家が行なうのではなく、実はわれわれ1人ひとりの課題なのです。 若く見えるか、老けて見えるかは、顔の表情、考え方、身体の姿勢でも変わってきます。 従って、われわれ、1人ひとりの課題であるのです。
私が最近、実践していることを皆さんと一緒に共有します。 若い頃の私の睡眠時間は早寝早起きで6時間程度でした。 睡眠時間を出来るだけ短くして、有効に時間を使いたいと思っていたのです。 ところが今は、8時間ピッタリ睡眠を取っています。
6時間睡眠と8時間睡眠の最も大きな違いは、思考力、集中力の差です。 8時間睡眠に変更したのは、そんなに昔ではなく、2~3年前からで、何かの情報で、 Amazonのジョフ・ベゾスが8時間睡眠だと言うことを知り、早速、試してみたのです。 8時間睡眠にした方が精神力の強さも増したような気がします。 更に、感じる幸福感も増しました。 私の知り合いの高齢者のほとんどは、睡眠時間が短くなり、夜に眠れないと言います。
ところが私は布団に入ると、ほとんど瞬時に深い眠りに入ります。 自分の実験で分かったことは、長い睡眠時間を取るには、昼間に頭脳を酷使する仕事をすればするほど、 夜、深く眠ることが出来るという事実です。 寝ることは、身体の疲れも癒しますが、それ以上に脳の疲れを癒すのです。 私は睡眠状態を記録しており、深い眠り、浅い眠り、レム睡眠がグラフで見えるようになっています。 人はレム睡眠の間に、頭脳の中のさまざまな情報を整理整頓しているそうです。 従って、深い睡眠とほぼ同じ時間のレム睡眠の時間で頭脳のリセットしているのです。 毎日、すっきりした睡眠を行なうには、身体の疲れと頭脳の疲れの双方が必要であったのです。
次に食事ですが、私の場合は、昼食と夕食が中心で、朝食はフルーツ程度で、非常に軽いのです。 一番重いのが、夕食ですが、それでも量としてはそんなに多くはありませんが、 魚介類と植物性タンパク質をしっかり取る様にしています。 また、夜も会食を避けているので、質素な食事で、軽く済ませています。 昼は、会社の食堂で玄米とみそ汁が大好物で、欠かすことはありません。
私が食事よりも重要視しているのは、運動です。 毎朝起きるとすぐに、階段の駆け上がりで、1~2階の間を30回程度、駆け上がりします。 以前は重いウエイトを足に巻いて、50回位、上がり降りしていた時期もありますが、 短時間である程度、ハードな運動は駆け上がりだと気付いたのです。 そして、毎日8千歩のウオーキングを心がけています。 それ以外では竹刀とか、木刀の素振りです。
以上のように、私は毎日毎日、楽しんで仕事に励んでおります。 ある会社の社是に“Let’s Enjoy the difficulties”というのがあります。 「困難を楽しもう!」ということですが、困難だけでなく、 全てを楽しむことの大切さに気付かされます。 以上のように書いていけば、当社の会社は順風満帆の様に聞こえるかもしれませんが、 実態はそれとはほど遠い状態で、日々、途方に暮れるようなことが多いのです。 それでも挫けずにやっていく、どんなことがあっても諦めずにやって来れているのは、 社員、お客さまとのつながり、深い睡眠、食事、運動を状態の管理の影響も大きいと思います。
そして、最後にもうひとつ、私の心を高めてくれる素晴らしいものがあります。 それが私の大好きな音楽です。 音楽と言っても、クラシックのような高尚な音楽ではなく、私が若い頃流行った演歌で、 特に美空ひばりの歌が大好きなのです。 私は、常に机の横の方にipad proを置いて、好きな音楽を聴いているのです。 ipad proを持っていても、私のような使い方をしている人はほとんどいないと思います。 これからも永く成功する麺ビジネス作りに必要なさまざまな情報を提供し続けていきます。 皆さん、今年1年、よろしくお願いします。