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高品質の仕入れ麺

ロッキー藤井の繁盛支援コンテンツ

業界トップを目指す麺専門店の盛付戦略 No.13

    • 早く盛り付けをする工夫

    盛り付けの際に気を付けたいのが、そのスピードです。いくら食器やスープをしっかり温めていても、盛り付けに時間をかけてしまうと温度はどんどん下がっていきます。お客様の元に届く頃にはすっかり冷めている、というような状況になれば、お客様はその料理を楽しめなくなってしまいますね。
    人間は自分の持つ温度と25℃以上離れた温度帯のものを美味しいと感じる生き物であり、熱いものであれば6270℃程度で、冷たいものであれば512℃程度が美味しいと感じやすいようです。従って、温かい状態で食べるものはしっかりと温め、冷たくして食べるものはしっかりと冷やす事が重要です。

    では、どうすれば早く盛り付ける事ができるかというと、事前のトレーニングも当たり前ですが、早く盛り付ける為の工夫をする事です。グループ会社・大和製作所の麺学校でも実演している一つの方法として丼の表面積を大きく取れる食材を使用しています。
    例えば、鶏ムネ肉のソテーを太めにそぎ切りし、そのまま乗せるとか、レタスを8分の1にカットして横倒しに乗せるなど、トッピングを細かく切ってしまわず、大きく大胆に使用します。そうする事で見た目にもインパクトが生まれ、トッピングにも手間がかからず、手早くアツアツの商品を提供する事ができます。
    但し、気を付けなければいけないのは、盛り付けは平面ではなく立体的にするという事です。表面を覆う事ばかりに気をとられて、何でも材料を寝かして並べてしまう人がいますが、そうではありません。なるべく中央に山ができるように「山型盛り」を心がけ、コンセプトに合った材料でバランスを見ましょう。

    四季折々で季節の食材を生かしたり、地元の食材を使ったりするのも良いですね。お客様に心から喜んでもらえる商品とは何かをしっかりと考え、盛り付けていきましょう。

    続いてはNo14へ、、、

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    藤井 薫(ロッキー藤井)

    1948年5月、香川県坂出市生まれ。
    国立高松工業高等専門学校 機械工学科を卒業後、川崎重工株式会社にて航空機の機体設計に従事。

    その後独立し、1975年に大和製作所を創業。製麺機の開発・販売を通じて、麺業界の発展に貢献し、小型製麺機においては業界トップシェアを確立。

    1984年には麺の研究を開始し、麺研究室(ジャパンフードリサーチ)を創業。讃岐うどんの伝統製法を科学的に解析し、現代の小麦粉に適した独自製法を確立。

    1986年に株式会社讃匠を設立し、本格的にうどんの製造・販売を開始。「亀城庵」ブランドは楽天市場にてグルメ大賞を史上初の10回連続受賞するなど、高い評価を獲得。

    また、2000年にうどん学校、2004年にラーメン学校・そば学校を開校し、これまでに多数の繁盛店を輩出。「麺店の影の指南役」「行列の仕掛け人」として、テレビ・メディア出演や全国講演も多数。麺ビジネス一筋に50年以上携わる

    令和5年 秋の叙勲にて「旭日単光章」受章。