スターバックスの場合も、創業者のハワードシュルツがイタリアで感激した、
イタリアの立飲みスタイルのバールをアメリカに持ち込んだが、全然、お客さまは反応なかった。
そして、何度も何度も試行錯誤の結果、アメリカ人は立飲みのコーヒーではなく、
座って落ち着いてコーヒーを飲むことを見つけた。
その結果、第三の場所というコンセプトに辿りついた。
私はシアトルのパイクプレースにある1号店に何度も行ったが、この店は狭い立飲みで今もやっている。
要するにお客さまの問題解決は、お客さまの立場になって、遊んでみることだ。
自分がお客さまの立場で実際に楽しんでみてはいかがだろうか。
あなたがビジネスを始めたきっかけは、チャンスを発見し、変化を起こし、
サービスし、情報を提供し、改善し、誰かの喜ぶ顔を見たい……
これが出発点のはずだ。
発見、変化……これらの言葉は、別の1つの言葉に置き換えられる。
そう、「遊び」だ。
子どもの遊びを観察していると、体験したことのないコトや感情への畏怖おそれ、
驚き、疑い、好奇心でいっぱいだ。
ビジネスは起業家の運動場だ。
ビジネスを真剣に考えるのと、もう一面はビジネスを楽しむことだ。
ビジネスは自分自身を成長させてくれる貴重な道具であり、
高速で試行錯誤を繰り返しながら、ビジネスを徹底的に楽しむ。
ゲームとして楽しむことだ。
ビジネスは理論や革新的なアイデアをテストする実験場ではない。
ビジネスとは、実行である。
アイデア大事、情報大切。
創造性も欠くことができない。
しかし、何より重要なのは、実行だ。
ビジネスにとって──規模が大であれ、小であれ──最大の問題は想像力の欠如であって、資金じゃない。