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1月の動きで、その年の繁盛は8割決まります。
新年は「気合」ではなく「設計」で始めましょう。
①正月明けに“差”がつき始めている
年末年始を乗り切り、 ようやく一息ついた今――
実は、すでに差は生まれ始めています。
繁盛するお店と、そうでないお店の違いは、1月の売上ではありません。
「1月に何を整えたか」です。
「忙しい時期は終わった。 また日常に戻ろう。」
「忙しさが落ち着いた今こそ、今年の土台を設計し直そう。」
この“視点の違い”が、 半年後・1年後の結果を決定づけます。
② 繁盛店が必ずやる「3つの初動」
讃匠が全国の成功店を見てきて、年始に必ず行われている初動は、次の3つです。
【初動①】味とオペレーションを“基準化”する
繁盛店は、1月に必ず現状を確認します。
- 茹で時間は「感覚」になっていないか
(タイマーを疎かにせず、理想の食感を出すためのルールを再徹底する) - ピーク時でも「味」のクオリティは保たれているか
(忙しさを理由に、計量や温度管理が甘くなっていないかを見直す) - オペレーションの「秒数」は守られているか
(無駄な動きを削ぎ落とし、最短ルートで最高の状態を届ける設計に戻せているか)
つまり―― 「去年のクセ」をリセットする。
忙しい年末で崩れた段取りを、もう一度“設計された状態”に戻すのです。
【初動②】「価格の理由」を整え直す
お客様は「価格」ではなく「このお店に来たい理由」にお金を払います。
年始は、その理由を お店の中で再確認する絶好のタイミングです。
- なぜこの価格なのか
- 自分たちの強みは何か
- お客様は何に価値を感じているのか
繁盛店は、 価格を下げるのではなく、理由を整えるので、値上げをしてもお客様に正しく理由が伝わるのです。
この整理ができているお店ほど、値上げ局面でもブレません。
価格設定の一番のポイントは、利益の最大化です。
日本の飲食店、特にうどん店や蕎麦店、ラーメン店は、安い価格設定に陥りがちです。
讃匠では、下記のような価格設定をお勧めしています。
【初動③】「続けられる形」に経営を寄せる
最も重要なのが、“続けられる形”になっているかの見直しです。
繁盛店は、年始に必ず考えます。
「この働き方を、あと5年続けられるかどうか?」
- なぜこの価格なのか
- 自分たちの強みは何か
- お客様は何に価値を感じているのか
この時期こそ、無理のある構造がないか根本から見直し、修正していく時期です。
仕込み、オペレーション、人の配置―― すべてを「続く前提」で再設計していくのです。
これができるお店だけが、 “一時の繁盛”ではなく “長く続く繁盛”を手に入れます。